ラバースーツをネット通販しているサイトが発行したフェティッシュ雑誌。
発行年度は分からないんですが、五年ぐらい前っぽいです。
第二号も出ているようですが、それだけなので、あまり売れなかったんでしょう。
とは言え中身はとても興味深い内容でした。
巻頭はキャットウーマンのようなラバースーツを来た女性2人が、スパイ活動をしているような姿を写したフォトムービー。続いては表紙のようなフェティッシュなイラスト。
その後は、本、CDのレビュー、コラムと一見フェティッシュに無関係な誌面が続きます。
まるでQJのような、サブカル誌といった印象を受けます。
しかし、レビューのセレクトやコラムの内容にフェティッシュな思想が透けて見えるのです。
それが実にナチュラルな感覚なのです。
やはり、ファッション的には同じに見えてもSMとフェティッシュは違うものなんですね。
これはオレの感覚なのですが、SMとは非日常を楽しむ演劇的なもので、フェティッシュは日常の中に隠れているエロチックを見つけるものではないかなと思えるのです。
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